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S様邸新築工事 その1(古民家移築前・施工中)

S様邸新築工事 その1(古民家移築前・施工中)
所在地 神奈川県横浜市
竣工年 平成29年10月
  • S様邸新築工事 その1(古民家移築前・施工中)
    古民家の居間で使われていた帯戸をきれいに掃除し、塗装し直しました。帯戸は新しい住まいのリビングと和室の仕切り戸として再利用しています。
  • S様邸新築工事 その1(古民家移築前・施工中)
    解体作業。骨組みを傷つけないよう細心の注意を払い、丁寧に全て手作業で行いました。
  • S様邸新築工事 その1(古民家移築前・施工中)
    古民家の大黒柱と梁を固定する大栓に文字が記されていました。当時の棟梁が上棟記録として残したものです。150年以上、棟梁の分身として家族の暮らしを見守ってきたお守りのような特別な栓に感じられます。
  • S様邸新築工事 その1(古民家移築前・施工中)
    木材を1本1本丁寧に清掃・点検を行い、耐震検査や傷みを念入りに調べ補強しました。一番大切な工程になります。
  • S様邸新築工事 その1(古民家移築前・施工中)
    古民家の広縁と庭を仕切っていたガラス戸も清掃と白抜きを行い、物置の戸へと再生しました。
  • S様邸新築工事 その1(古民家移築前・施工中)
    建前作業です。長野県では見られないピタゴラスというクレーンを使っています。通常のクレーンと違い、先端が直角に折れ曲がることで電線などの障害物も交わして作業することが可能です。
  • S様邸新築工事 その1(古民家移築前・施工中)
    柱と梁の接続部分です。柱と梁が抜けてしまわないように栓をしています。金物を使わない伝統的な組み方のひとつで強度が増し耐久性に優れています。
  • S様邸新築工事 その1(古民家移築前・施工中)
    小屋組みが終わり、屋根が付きました。この後、屋根下地を除いた古材の色合わせを行います。
  • S様邸新築工事 その1(古民家移築前・施工中)
    防水処理が終了し、屋根材を荷揚げしました。耐久性を重視し砂付きの屋根材を選ばれました。
  • S様邸新築工事 その1(古民家移築前・施工中)
    外壁に腰板を張りました。当時は雨で土壁が崩れないよう保護の役割を果たしていました。そんな先人の知恵が詰まった日本家屋の特徴ともいえる腰壁が外壁のデザインとして再現されました。
  • S様邸新築工事 その1(古民家移築前・施工中)
    外壁と屋根が完成。竣工一ヶ月前の外観です。足場もほぼ撤去され最終段階です。
  • S様邸新築工事 その1(古民家移築前・施工中)
    ガイシ引きの様子です。昔ながらの電気配線の施工の一種で梁や柱に配線を張り巡らせます。現代はガイシが入手困難な為なかなか見られない珍しい作業光景です。S様の古民家へのこだわりが感じられますね。