C様邸改修工事 その3（その他工事）

信州民家に移住された方が、冬の暮らしに耐え切れず、移住地から出て行かれることが多いと聞きます。
水廻りや寝室ダイニングを過ごし易くするために、床下・内壁・天井上に断熱を施しました。また、玄関は風除室を設け、冷気が直接建物内に入らないように配慮しました。

窓は、断熱サッシや内窓を取り付けて二重サッシで対応してあります。改修部分とそれ以外との境を断熱区画を作り、出入口も断熱ドアを製作して対応しました。出来ることはお客様ご自身で直したいとのことで、冬でも暖かい部屋を作り、セルフで改修工事を行うことが出来たと喜んでいただけました。

信州民家を使い続けていただくための「冬の暮らし」を第一に考えた改修工事となりました。

右の写真は、既存の建具で再利用（リサイクル）できるものを整理しているところです。

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  玄関に再利用が決まった栗の格子戸です。

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  床下根太間の断熱材充填状況です。床下には防湿シートを敷き、その上に砂を敷き均してあります。

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  腰板張り部分の「手造りの床下換気口」を取付ました。ステンレス製の防虫網が裏張りしてあります。

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  玄関の土間は、地元産豆砂利洗い出し仕上げです。

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  この辺りはまだ下水道が開通していないため、長野市発注の浄化槽設置工事も行いました。

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  敷地内に蔵もありました。雨漏れや柱の補強、軒樋の修繕も改修工事と一緒に行いました。

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  ＜お客様工事＞
  こちらは、お客様工事の様子です。吹き抜けになるよう1階と2階を繋ぐ開閉式床板を設置されました。

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  ＜お客様工事＞
  農機具倉庫として利用されていた倉庫もありました。こちらもお客様が外壁の土壁を塗り直して補修されました。

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  工事期間中、お客様（旦那様）の自作の「椅子」と「電気スタンド」が設置されました。趣のある良い感じで古民家に合っています。

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  奥様は、このお住まいで「パン教室」を開く予定とのこと。工事中、何度か自家製のパンをいただきました。美味しいパンでした！