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蔵解体工事(2)

蔵解体工事(2)
所在地 上水内郡小川村
竣工年 平成24年11月
  • 蔵解体工事(2)
    解体前の蔵です。
    蔵の正面には右三つ巴(みぎみつどもえ)の家紋が入っていました。解体するには勿体ないほどしっかりと建てられていました。
  • 蔵解体工事(2)
    屋根は二重構造になっていました。下部のべと(土)屋根は防火のため、上部の木製屋根は雨よけのためです。
  • 蔵解体工事(2)
    解体前の蔵内部です。
    漆喰がまだ白くてきれいでした。梁には建てられた日付と棟梁さんの名前、初代社長の名前が墨で記されていました。
  • 蔵解体工事(2)
    工事が始まりました。
    まずは屋根から解体していきます。垂木もまだしっかりしています。
  • 蔵解体工事(2)
    土壁です。
    藁縄がしっかりと組まれ、べと(土)が隙間なく塗り重ねられていました。
  • 蔵解体工事(2)
    土壁も再利用するため手バラシで取り除き、べと(土)も一緒に保管することにしました。
  • 蔵解体工事(2)
    木製ハンマーを使って土壁を落としています。土埃が立つので粉塵用マスクを着用しています。
  • 蔵解体工事(2)
    土壁撤去完了しました。
    手バラシした土壁はトンパック30袋以上になりました。再利用の時を待って倉庫で保管しています。
  • 蔵解体工事(2)
    解体中の内部です。
    光を通した木舞組は美しいですね。梁も当時のままがっちりしています。
  • 蔵解体工事(2)
    梁や柱は再利用するため順序良くバラしていきます。倒壊して傷が付かないようにバラシ方には注意が必要です。
  • 蔵解体工事(2)
    梁は一本一本、クレーンでゆっくりと撤去しました。
  • 蔵解体工事(2)
    再利用の際に建方に間違えがないよう、木材一つひとつに番付けを行いました。

    現在は弊社倉庫で新しい移築先を待っています。ご興味のある方はお気軽にお問合せください。