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太田水車小屋 葺き替え工事 施工状況その2
太田水車小屋 葺き替え工事 施工状況その2
両側面の差茅作業(一部葺き替え)を行っています。職人さんと一緒に作業しているのは信州大学の学生さんです。伝承技術の研究体験ということで参加されました。
所在地
長野市中条
竣工年
平成21年10月
こちらも信州大学の学生さんが作業をしている様子です。4年生のお二人が卒論のテーマに「茅葺き」について取り上げられ、自ら体験して学びたいと研究熱心に作業されていました。
茅を少しずつ差し込んで棟の下部まで葺き上がりました。
屋根の勾配に沿って葺き上げるには、茅の勾配を修正する「槌(つち)」という道具を使用します。写真に写っている木槌で茅を整えます。この作業を「槌入れ」と呼ぶそうです。刃物以外の道具は職人さんが手作りするそうです。
作業15日目の状況です。ここからは刈り込み作業となります。
軒先から刈り込み作業を行います。刈り込みには3種類の刈込バサミを用います。
・平面用の大バサミ
・平面仕上げ用の中バサミ
・細かな仕上げ・軒先用小バサミ
ハサミは1日最低4回は研ぐそうです。
刈り込み作業で屋根全体を整えます。茅葺きには教科書がありません。地域性、量や寸法、屋根の厚みなど親方の作業を真似て手の感覚と目測で決めていくそうです。まさに伝承技術ですね。
作業18日目、工事完了です。刈り込み作業を均一に行うことは見た目が美しいだけでなく、剥がれや痛みを防止することができます。
人力によって見事に仕上がっています。
美しく平にすることで雨水が均等に流れ、屋根が長持ちします。
茅の確保や職人さんの技術伝承など極めて困難になっていますが、地域色を活かして残していきたいと考えております。
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