健康診断&体力測定
毎年1回、全社員対象で定期健康診断を受診しています。今年は健康経営の取組みとして、「体力測定」も同時に実施いたしました。 社員の平均年齢が上昇し、「生活習慣病」・「運動不足」・「転倒・つまづき」などの心配事が増えました。そこで、松本大学 地域健康支援ステーション様が実施されている「体力測定と運動指導」を導入することにしました。自分自身の体力(筋力)の現状を把握して、運動を取り組むきっかけづくりが目的です。 ■ 松本大学 地域健康支援ステーション https://m-station.matsumoto-u.ac.jp/ 体力測定することで、どこの体力(筋力)が高く、どの体力が低いのかを把握し、現状の体力状況の把握と個人に適した運動内容を指導してもらうことができるプログラム。 ■ 体力測定及び運動指導で期待される効果 ・ 自己の体力(筋力)の現状把握と筋力UPの必要性の理解 ・ 筋力低下がもたらす身体や日常生活への影響の理解 ・ 自宅で簡単にできるストレッチや筋トレ・有酸素性運動の指導 ・ 健康に対する意識付けと運動促進 ・ 精神衛生面での効果(ストレス解消・うつ病予防など) ・ 生活習慣病予防・身体の健全化(減量効果や血糖値改善など) ・ 介護予防 ・ 医療費抑制 ・ 社会参加と地域活性化 ・ 持久性体力の高い人はネガティブ感情が低く、ポジティブ感情(活力)が高い ■ 体力測定の流れ |
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定期健康診断は、巡回健診(健診カー)を取り入れていますので、全社員が一斉に受診することができます。普段顔を合わせることが少ない社員同士のコミュニケーションの場にもなっています。 体力測定は初めての試みで、松本大学様が測定機を持ち込んで、測定となりました。現状の自分の体力を知ることは大切なことです。思っている以上に体力が無いことを自覚するかもしれません!? |
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体力測定は、①問診・血圧測定 ②体脂肪率や筋肉量など全身チェックが出来る体組成計(タニタ製)測定 ③ストレッチ ④握力・柔軟性測定 ⑤脚筋力測定 ⑥自転車こぎによる持久性体力測定(心臓の強さを測定) の項目を行いました。ハードなことはありませんとうかがっていたのですが・・・最後の自転車こぎはしんどかったです!!分刻みで負荷を掛けていきますが、ラストスパートがキツく、終わった後は倒れ込みました(汗) |
後日、松本大学様より「体力測定のフィードバック」として全体指導を行っていただきました。結果は、現場に出ている社員が多いためか、まずまず良好とのことでした。 体力測定の「年齢別の数値結果」、「体組成計による筋力・体脂肪率・ボディーバランスチェック等」、の結果と、その結果に基づく「個別運動プログラム」をフィードバックしていただきました。この個別運動プログラムがそれぞれ違っていて、面白い! 足腰を鍛えることが大切とのことで、指導の途中に正しいスクワット方法も教えていただき、全員で実践!翌日筋肉痛になった!という社員もいましたが、効果ありってことですね。 |
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結果が思ったより良かった社員、思ったより低かった社員、それぞれの結果ですが、この取組みを通して運動の機会が増進することが会社としてのねらいです。早速ウォーキングを始めた社員、個別運動プログラムを毎日実施している社員、ヘルスケア機能が付いたスマートウォッチを付け始めた社員など、社員が気に掛けていることが分かり、担当者は嬉しく思っております。 一歩ずつですが、社員に健康でいてもらうための取組みが前進すればと思っております。 下は、松本大学さんからフィードバックしていただいた資料の一部です。企業の健康担当者さん、おススメですのでぜひ取り入れてみてください! |
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ちなみにこちらは当社の年齢別評価の結果です。ランク付けについては、松本大学さんの指標となっております。 「Cランク」の社員が多かったのですが、年代別で見ると、30代~20代の社員が運動量が少ないという結果が出ました。がんばれ若手社員! A : スポーツ選手 (高い) B : 運動愛好家 (やや高い) C : 一般人 (ふつう) D : 運動初心者 (やや低い) E : ぐーたら系? (低い) 毎年、体力測定を行うのはカラダがはキツイので、また数年後に実施してみましょう♪ |