長野県産業廃棄物3R実践協定
長野県環境部資源循環推進課で実施している「産業廃棄物減量化・適正処理実践協定」制度を平成22年3月25日付けで締結し、平成28年3月28日付けで「長野県産業廃棄物3R実践協定」へ更新しています。
「長野県産業廃棄物3R実践協定(産業廃棄物減量化・適正処理実践協定)」とは?
産業廃棄物排出業者及び処理業者が長野県と協定を結び、
* 産業廃棄物の排出抑制
* 再使用・再生利用
* 適正処理
に関して自主的に取組みを進め、産業廃棄物の減量化、適正処理の推進を図る制度です。取組みを広く県民に公表することにより、地域・顧客からの信頼を確保します。
>長野県産業廃棄物3R実践協定(産業廃棄物減量化・適正処理実践協定)
<当社の取組内容 産業廃棄物減量化・適正処理実践方針>
エコアクション21の全社環境方針・環境目標の必須項目である「廃棄物の削減」に則り、現場毎に作業所環境目標を定め、PDCAサイクルを実施して産業廃棄物減量化・適正処理を行う。リサイクル率を高めるため、再生利用業者への処理委託を各現場で検討します。実施状況は、社内安全パトロール時に、保管状況・分別状況・マニフェスト管理状況等を指導・確認します。また、電子マニフェストを活用して適正処理を推進します。排出状況や処理状況については、ホームページに掲載し、地域住民に状況報告することで信頼確保に努めます。
実践の結果報告(取組み内容)及び次年度の計画は下記をご覧ください。
●令和3年度 長野県産業廃棄物3R実践協定 実施結果報告書
●令和4年度 長野県産業廃棄物3R実践 計画書
<種類別産業廃棄物排出量(令和5年度実績)>
産業廃棄物の種類 | 排出量(t) | リサイクル量(t) | リサイクル率 | |
がれき類(コンクリがら、廃アスファルト、レンガ片等) | 3733.8 | 3587.2 | 96.1% | |
ガラス・コンクリート・陶磁器くず(石膏ボード含む) | 160.2 | 67.71 | 42.2% | |
廃プラスチック | 161.5 | 73.4 | 45.4% | |
金属くず | 74.3 | 73.1 | 98.4% | |
紙くず | 48.3 | 23.9 | 49.5% | |
木くず | 583.1 | 563.7 | 96.7% | |
繊維くず | 4.4 | 0.6 | 13.6% | |
建設汚泥 | 0 | 0 | 0% | |
建設混合廃棄物 | 12.82 | 0 | 0% | |
石綿含有産業廃棄物 | 39.81 | 0 | 0% | |
特定有害産業廃棄物 | 0 | 0 | 0% | |
廃油 | 0 | 0 | 0% | |
水銀使用製品産業廃棄物 | 0.6 | 0.34 | 56.7% | |
燃え殻 | 0.16 | 0 | 0% | |
廃アルカリ | 0 | 0 | 0% | |
鉱さい | 0 | 0 | 0% | |
合 計 | 4819.10 | 4389.96 | 91.1% |
<リサイクル率の推移>
<不法投棄・不適正処理>
●処理を委託した廃棄物について、不法投棄・不適正処理が生じた場合の排出事業者責任の徹底
不法投棄・不適正処理が行われないよう処理業者の現地確認、マニフェスト管理を徹底させ確認します。不適正処理が判明した場合は、直ちに関係機関に連絡を行うと共に状況の把握を行い、原因究明について協力体制を整えます。不適正処理された産業廃棄物の撤去・処分については、原因者に強く要請し、排出事業者責任として適切な処理を行います。
●他の不適正処理を発見した場合の協力体制
各作業所長へ日頃注意を払うよう喚起し、発見した場合には直ちに関係機関へ情報提供を行います。