健康経営への取り組み
健康経営への取組み
健康経営宣言
地域社会の人々の、安全・安心な暮らしに貢献する会社でありたい。 自然豊かで爽やかな信州の環境を満喫するとともに、 その保護・保全に努める。
業務には真摯に取組み、社員皆が共に協力して 寛容で心豊かな生活を求める会社となりたい。健康であることがすべての基本であるとの認識のもと、 定期健康診断の充実と受診に積極的に取組み、 併せて家族の健康維持にも努めていく。 まず社員ひとり一人が禁煙と適酒を励行し、自身の健康づくりに期する。
令和4年4月5日 代表取締役社長 高木 正雄
健康経営優良法人
2023年3月8日、当社は経済産業省の「健康経営優良法人2023」に認定され、中小規模法人の上位500社のみに付加される「ブライト500」での認定となりました!当社では、2017年2月21日に認定されてから7年間連続で認定をいただいております。
ブライト500は2021年より設定された冠で、こちらは3年連続の認定です。
健康経営優良法人とは、「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」=「健康経営を実践」している大企業や中小企業等の法人を、経済産業省が認定する制度です。
健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関など社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目標とされています。
>健康経営優良法人認定事務局ポータルサイト「ACTION!健康経営」
健康づくり チャレンジ宣言
協会けんぽ 長野支部さんの「健康づくりチャレンジ宣言」にエントリーしています。
【宣言内容】
社内の健康風土を高めます!食生活を見直し、生活習慣病を予防します!
そのために・・・
- ・社員の目に付く場所にポスターを貼ったり、社内報や健康情報を発信します
- ・中性脂肪値の改善を目指して、食事は野菜から摂取し、糖分や脂肪の吸収を抑えます
- ・簡単なストレッチなど、職場でも身体を動かすように心掛けます
初回宣言日 2016年1月14日
心の健康づくり
2022年4月、職場でのメンタルヘルスの対策を一層強化し、社員本人ならびにご家族の幸福度を一層促進するため、心の健康づくり計画をスタートします。
基本方針
社員の心の健康は、社員とそのご家族の幸福な生活、そして活気ある職場のために重要な課題であることを認識し、精神疾患のみでなく広く職場のコミュニケーションの活性化など心の健康づくりに取り組みます。なおこの活動では個人のプライバシー保護の徹底を図ります。
推進体制
健康経営の重点目標
社員の主体的な健康づくりの促進や環境づくりを通じて、健康で活力あふれる社員が育まれることで、社員一人ひとりがパフォーマンスを最大限発揮できるよう、以下の重点指数の改善に取り組んで参ります。
重点目標 | 取組施策等 | 頻度 |
---|---|---|
1 有休取得日数【数値目標】 平均日数10日間以上 |
・役員、部門長による取得の呼びかけ ・各自への取得日数、残日数の明示及び推進 |
随時 年3回 |
2 社員のメタボ率※1【数値目標】 30%以下へ低減する |
・産業医、保健師による指導 ・運動の機会を提供 ・食生活の情報提供 ・役員、健康担当者による指導 ・健康セミナーの実施 |
年1回以上 年1~2回 随時 随時 年1回以上 |
3 喫煙率の低下【数値目標】 20%以下へ |
・禁煙教室の開催 ・4社合同禁煙プログラム ・卒煙証書、奨励金の付与 |
年1回 随時 年1回 |
4 再検査・精密検査(定期健康診断)の受診率※2 【数値目標】 100%へ |
・役員、健康担当者による受診推奨 ・受診のアンケート調査 |
年2~3回 年1回 |
5 不規則な生活習慣をしている社員の割合※3【数値目標】 60%以下へ |
・生活習慣アンケートの実施 ・健康セミナーの実施 ・保健師による生活週間指導 |
年1回 年1回以上 年1回以上 |
具体的な取り組み
健康だよりの発信
健康経営の方針やイベントの開催・報告を発信しています。
健康診断・オプション健診
通常の検診にオプションとして、前立腺癌(男性)や乳癌腫瘍マーカー(女性)、石綿健康診断を会社負担で実施しています。
社員の体力測定
自分の体力(筋力)を把握して、運動へのきっかけづくりに繋げることを目的として実施。結果に対する運動指導も。
長野県主催"ウォーキングラリー"への参加
社員数十名で参加。2021年はウォーキング大賞第3位をいただきました。
ファミリーフレンドリー制度の活用と有休取得の奨励
取得できなかった有給の一部を翌々年まで繰り越せる制度。家族の看護・通院・不妊治療・PTAにも使用できます。
睡眠の質セミナーの実施
自分の体力(筋力)を把握して、運動へのきっかけづくりに繋げることを目的として実施。結果に対する運動指導も。
女性の健康セミナー&ランチ会
女性社員を対象とした女性特有の病気に関するセミナーを行った後、ランチ会でコミュニケーションも促進しました。
自己啓発・コミュニケーション支援制度
建設関連以外の資格取得の他、部内外の親睦を深めるための旅行や飲み会などの費用を補助。
部活動の促進
野球部、マラソン部、登山部、フットサル部などの部活動を応援。部門間を越えた交流と健康促進の場になっています。
産業医による健康指導
毎年健康診断の後、産業医による全体指導を行っています。またインフルエンザやコロナワクチンの接種も協力して実施しています。
社員のご家族へ特定検診の案内
社長と協会けんぽ支部長様との連盟で、受診のお願いをプチギフトを添えて案内しています。
心の健康づくり
メンタルヘルス研修、ストレス・セルフチェックアンケートの実施など基本方針に基づいて取組みを導入しています。
2021年度の取組結果
重点目標に対する結果
有休取得日数
平均10日間以上
○ 達成
社員のメタボ率30%以下
× 未達成
喫煙率20%以下
× 未達成
再検査・精密検査
受診率100%
× 未達成
不規則な生活習慣を
している社員の割合
60%以下
× 未達成
未達成の項目が目立ちますが、健康経営に取り組んで6年が経過しましたので目標値を高めに設定して取組みを進めています。
生活習慣アンケートの結果2022
当社における具体的な健康課題の把握及び改善のため、社員に対して生活習慣に関するアンケートを年1回実施しています。
生活習慣アンケート経年評価 2019-2022
○当社社員にみられる健康課題
2019年に初めて健康習慣アンケートを実施したところ、「運動」、「禁煙」、「心の健康」に関して『無関心期』と答えた社員の割合が高かったため、健康経営目標として設定して取組みを進めました。
実施状況
社員の生活習慣における行動傾向
※今回:2022年実施結果 前回:2019年実施結果
■運動
【取り組み内容】健康セミナー、部活動、体力測定、企業対抗ウォーキングラリーへの参加など
⇒様々な取組の成果が現れ、維持期・行動期の比率が53%→79%と大幅UPしました。
■禁煙
【取組内容】禁煙教室、卒煙証書+禁煙奨励金の付与、4社合同禁煙プロジェクトなど
⇒根強い喫煙ファンが多いため、喫煙率低下には苦労しています。
無関心期の比率は15%→15%と変化が見られませんが、非喫煙者・維持期の比率が63%→79%へと向上。また、2022年4月より開始した4社合同禁煙プロジェクトでは、禁煙成功者1名と大きな1歩となりました。
■心の健康づくり
【取組内容】有給休暇取得の促進、週休2日、自己啓発・コミュニケーション支援制度の導入、厚生労働省こころの健康づくりの導入など
⇒ストレスチェックの結果も高ストレス者が高い傾向となっているため、制度の導入や厚労省のこころの健康づくりを導入し、心の健康づくりには注力しています。
無関心期の比率29%→17%、維持期・行動期46%→75%と心の健康に関する意識の変化が見られるようになりました。
Q.会社の同僚や友人に比べて、生活習慣に気を付けている方だと思いますか。
Q.生活習慣において、健康を損なう可能性があることを知っていながら、敢えて行っていること・ついついやってしまう生活習慣はありますか。
Q.体調不良で何日、仕事を休みましたか。
ワークエンゲージメント・ウェルビーイングに関連する項目
この生活習慣アンケートは、回答時の社員のモチベーションや体調による場合や回答率によっても変化があるため、経年評価を比較しながら進めています。
全国平均を上回る年もあれば、下回る年もありますが、大幅な差異は見られません。
仕事の一体感が全国平均より下回る傾向にあるため、今後の重点課題とし、お互いを認め合い、支え合い、助け合う職場環境づくりを目指します。